地域住民が出資し誕生!都市と農村の交流施設【秋津野ガルテン】

和歌山県田辺市上秋津にある、「秋津野ガルテン」は、平成20年11月に地域住民が出資し誕生させた都市と農村の交流を目指したグリーンツーリズム施設です。

古い木造校舎を活用し、地元のお母さん方がつくるスローフードバイキング料理を食べられる農家レストラン、特産品のみかんを使用したスイーツなどがあるカフェ、宿泊施設、体験工房、そしてサテライトオフィス棟があります。


『秋津野ガルテンを運営する農業法人 株式会社秋津野は、全株主の半分以上、そして取締役員の3分の2以上が農業者です。出資者は489名で資本金5180万円でソーシャルビジネスで地域の活性化のための事業を行う株式会社です。』秋津野ガルテン公式HPより

 

地域全体でつくりあげたと言っても過言ではないこの施設。

 

ここは、地域のみなさんが気軽に集える場所でありながら、全員参加のまちづくりのモデルとして、企業研修受け入れや事業なども行い、グリーンツーリズム大賞など数々の受賞歴もある、世界から注目を浴びる事業です。

 

この農業法人 株式会社秋津野の会長であり、30年以上この地域づくりに携わってこられた玉井さんに、素敵なお話をたくさん伺ってきました。

世界中から注目を浴びる「秋津野ガルテン」

皆で地道にコツコツ積み上げてきたものがあるから今がある、とのことでした。

 

地域を徹底的に調査したり、合意形成や人材確保、資金面の調達など、

「焦ることなく一つ一つ積み上げ方式で行うことが大切」

と玉井さんはおっしゃいます。

 

そして何より、地域住民の方々の想いを汲み取ることを大切にし、地域の課題解決を行い、徐々に仲間が増え、さらに大きく動くことができるという、素晴らしいサイクルを生み出しました。


「一人じゃ何もできない。何事も人を介して行うことが大事」

と、実体験からお話してくださった玉井さん。

 

ソフト面だけでなく、資金運用の方法など、ハードの部分もリアルに具体的にお話していただき、参考にさせていただけるお話が山盛りでした。

 

本当にありがとうございました。


教室の雰囲気はそのままに

新しくオープンするコワーキングスペース

サテライトオフィスは4部屋全て埋まっており

WEB制作会社やキャンプ用品の会社、大学の研究室としても利用されている

地元のお母さんたちが作る数十種類の手作りバイキング

地元の方に愛されながら、外から来た方にも大人気

SHIMOKITAYAMA BIYORI コワーキングスペース 奈良県下北山村

奈良の秘境に存在するコワーキングスペース   2021年春  木質空間をコンセプトにした「moku-mokuオフィス」が誕生 ※moku-moku=木々 黙々 下北山村の木々に囲まれて静かな環境でリラックスしながら黙々と仕事ができるオフィス

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