【第一部完結】下北山村へのさらば&またね
BIYORIのブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今回の記事は愛知県出身で釣りが趣味のTackが書いています。
はじまりからしんみりしたご挨拶になってしまいますが、
この記事を書いている時がBIYORIの最終出勤日です。
今日までの7か月の勤務期間は長いようで、気がつけばあっという間でした!
BIYORIを通じて色んな方と交流させて頂いたことは、とても貴重な経験になりました。
↑文化展を見に行った日の桑原の風景
前回の記事も自分語り多めでお送りしましたが、
今回も自身のことを交えながら進めていこうと思います。
私自身、人当たりの良さはあったものの、人と関わることは得意ではなかったと思います。
その一方で社会人テニスサークルで代表を務めたこともあり、社交的な面もありました。
時系列をこの記事だけでお伝えするのは難しいのですが、
ある時から人付き合いに疲れてしまったのだと思います。
社会人になると、お互いの年齢や肩書き、年収などが接し方に影響します。
少なくとも、私のこれまでの経験では大きな要素でした。
そういった序列は分かりやすい反面、堅苦しい関係になりやすい気がします。
あとは自分の側で他人に自己開示しづらくなった経緯もあり、
先述した「人付き合いに疲れる」という部分につながりました。
若干、固めの話になりましたが、おおむねそういった背景がありました。
そして、下北山村で生活をする中でそういった部分に変化が起きました。
今日までの期間にたくさんの人と交流する機会があり、
色んな人と接する中で価値観や考え方を見直すきっかけになったと思います。
自分の育った環境、あるいは故郷を否定する意図はないのですが、
下北山村で感じるような、ゆったり&のんびりした雰囲気とはギャップがあります。
正しいか間違っているか、どちらが優れていて、どちらが劣っているのか。
そんな価値観にさらされていたことを痛感せざるを得ません。
これってどういうことなのかなと考えてみたのですが、
考え方の軸が周りのための自分であるか、自分が主体であるかの違いだと思います。
私はこの一年三か月のおかげで自分のペースを取り戻せた気がします。
さらにこれってどういうことなのかなと掘り下げてみます。
下北山村が理想郷というわけではなくて、都会のように雑多な情報に晒されない分だけ、
その人の内面が浮き上がるということなのだと捉えています。
もちろん、村の人たちは接しやすい人が大半で、閉鎖的な田舎ということはありません。
私自身、役場の方がアットホームな人が多いことにいい意味で驚きました。
それを踏まえた上で自分を見つめ直すには、とても優れた環境だと思います。
密教や修験道などは詳しくないのですが、下北山村周辺が修行の場だったことも、
上記につなげてみると何だか納得できるような気がします。
↑BIYORI勤務最終日の写真
何だか、色んなことを語る感じになってしまいました~。
個人的な体験の一つとして、何か参考になる部分があれば幸いです。
下北山村に移住したり、地域おこし協力隊に参加したりというのは敷居が高いので、
まずは下北山村で開催されるイベントに出てみるのもありだと思います。
今年の9月にアイデアソンが行われたり、それ以外にも色んなものがあります。
そういったイベントに地元の人、役場関係の人がいたりするので、
実際の空気や人柄などを知ると参考になりそうですね。
いよいよ、終わりの時が近づいてきました。
ここまで記事を20回投稿してきたので、更新のたびに読んでくださった方もいらっしゃるかもしれません。
続けて読んで頂いて、本当にありがとうございました。
執筆歴はそこそこありますが、やはり読んで頂けることは励みになります。
下北山村のことを中心に書きましたが、BIYORIもいいところです。
とても静かで落ちついた雰囲気で、くつろげる環境だと思います。
100円で美味しいドリップコーヒーが飲めるのもいい感じです。
非常に名残惜しいですが、そろそろお別れの時が近づいてきました。
このブログを書くことができて、とてもいい経験になりました。
いずれまた機会があれば、ブログに顔を出したいと思います。
それではまた会う日まで!!
おまけ
執筆活動の一環で、ファンタジー小説を書いています。
実際の名前では登場しませんが、下北山村に実在する場所をモチーフにした場面もあります。
ブログの更新は今日で一旦、最後になりますが、小説は日々更新しています。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました―定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ―
https://kakuyomu.jp/works/16817139558674806582
こちらが私の作品です。よかったら、読んでみてください。
最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございます。
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