下北山村の静かな環境で生まれた変化


BIYORIのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回の記事は愛知県出身で釣りが趣味のTackが書いています。


昨日は終日雨の天気でしたが、今日は秋晴れの気持ちのいい天気ですね~。

村にいる期間が残り少なくなる中で、今までよりも時間を意識するようになりました。


今回は私自身の経験を中心に取り上げていこうと思います。





「今日を大事に生きる」


そういったことを考えた時、一日を詰め詰めですごすような感じもありますが、

必ずしも忙しくすることだけが重要ではないと思うようになりました。


私の場合、年齢を重ねたこと、下北山村ですごしたことなどを経て、

今までよりもゆったり構えられるようになったことを実感することが増えています。


そんな感じなのですが、以前は生き急ぐところがあった気がします。


企業の立ち上げに加わったり、ネットアイドル発掘プロジェクトに参加してみたり。

現在は三十代なのですが、なかなか経験できないことをやってきました(笑)


これらの背景には「何者でもない自分」へのコンプレックスがあったと思います。

もちろん、面白そう、楽しそうという前向きな動機もありつつ、

自分の中で「成功者にならなければいけない」という意識があったかもしれません。





正直なところ、今でもそういった意識は多少残っている気がします。

それでも、小説の執筆を続けることで、少しずつ和らいだと思います。


特にこちらでも紹介させて頂いた作品がコンテストで上位に入ったことは、

自身の内面に大きな変化を与えるきっかけになった出来事でした。


「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテスト

https://kakuyomu.jp/contests/kadokawabooks_isekaiworking


角川書店(KADOKAWAグループ)が運営しているカクヨムという小説投稿サイトで、

上記のコンテストに参加して約550作品中、週間ランキング最高2位までいきました。


上位には書籍化作家といって、作品を出版した経験のある方が複数いる中で、

ここまでの結果が出せたことは本人が一番驚いています。


今回の作品は発案から執筆まで、下北山村滞在中に行ったので、

静かで落ちついた環境や集中しやすい雰囲気はプラスに影響したと思います。



ところで、下北山村は静かな分だけ考えが深まりやすい気がします。


・今までの人生を振り返る

・何か一つのことをじっくり考える

・仕切り直したいことをゼロベースで考える


こういったことをするのに相性がいいんじゃないでしょうか。



おそらく、いわゆる田舎と呼ばれる環境に行けば、同じような効果が得られると思います。

そういった場合、田舎ならどこでもいいかと言えば、必ずしもそうではない気がします。


地域の方との相性、周辺環境の利便性、海・川・山のどれがあるか。

こればっかりは人によって好みが分かれるので、一概に言えそうにありませんね。


ちなみに都会だと利便性、生産性は長けている反面、日々の生活に流されやすくなるので、

生活の中で「何か違うな」という違和感がある時こそ、田舎ですごしてみることを考えてもよいのかもしれません。


これはつい最近、私が都会ですごす機会があったからこそ、実感をもって感じることです。





今回は、私の経験を中心に書かせていただきました。

こうして記事を書いていると、下北山ですごす中で色んな変化があったと気づかされます。


読まれた方に何かいい影響や参考になるところがあれば、うれしく思います。



おまけ


執筆活動の一環で、ファンタジー小説を書いています。

実際の名前では登場しませんが、下北山村に実在する場所をモチーフにした場面もあります。


異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました―定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ―

https://kakuyomu.jp/works/16817139558674806582


こちらが私の作品です。興味を持たれた方は読んで頂けたらうれしいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

SHIMOKITAYAMA BIYORI コワーキングスペース 奈良県下北山村

奈良の秘境に存在するコワーキングスペース   2021年春  木質空間をコンセプトにした「moku-mokuオフィス」が誕生 ※moku-moku=木々 黙々 下北山村の木々に囲まれて静かな環境でリラックスしながら黙々と仕事ができるオフィス

0コメント

  • 1000 / 1000